浜松市の浜松修学舎高校の野球部で、副部長の教員が体罰を行っていた。
体罰をしていたのは、野球部の副部長の男性教師(26歳)で、発表では、去年の秋から今年の春にかけて、浜松市内の寮で3年生の部員の顔を、10回以上平手で殴っていた。高野連に匿名の保護者から連絡があり発覚。8月に部員生徒と関係者に聞き取り調査を実施したが、生徒も教師も隠蔽していた。野球部に対して高野連から処罰が下ると、大会に出場できなくなる可能性を恐れた生徒も、隠蔽に協力したと思われる。
26歳の高校教員が、2023年に体罰を複数回行っていたことは、驚きに値する。
学校教育法11条の「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、監督庁の定めるところにより、学生、生徒及び児童に懲戒を加えることができる。 但し、体罰を加えることはできない。」(2019年4月30日改定)ではっきりと書かれている。同様の状況で生徒も教師の体罰を公言していない可能性があり、まだまだ日本から体罰はなくなっていない。
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